家とは何か考察し机の上に「家」を建てた立体アート作品

 

 

 

 

「家」
2016

こちらの立体作品は、
私が美術大学の1年生だった頃に、
「家とは何か」というお題で
制作した作品です。

家とは何か考察した過程を
文章にしたり、 形にしたものを壁に貼り、
集めた資料を元に、
最終的に机の上に自分なりの
「家」を建てました。

この作品は、大学に入学して
一番初めに制作した作品であり、
集めた資料を元に形を作っていくという
作り方を初めてした作品です。

作品を形にするまでの思考の過程が
何より大切であるということを学び、
リサーチの重要性を痛感しました。

逆に言えば、リサーチをしっかりと行い、
思考を整理してそこから
発想していくことができれば、
どんなテーマであったとしても
確実に形にしていける
ということが分かり、
私のその後の作品制作の
基盤となるような考え方を習得できた、
思い出深い作品です。

地球の土台は発泡スチロールでできており、
毛糸で刺繍しています。

手作業の味や温かみを大切に
制作しました。