【平和】鳩界のカリスマが野外ライブを開催!【都会の鳩の星CITY BIRDS】

本日正午より、
新宿中央公園水の広場にて、
都会とサーフィンをこよなく愛する
鳩界のカリスマヒップホップユニット、
「CITY BIRDS」の
野外ライブが行われます。

これまでのヒットソングにプラスして、
新曲「KAMETOMO」も
初披露するということで、
熱狂的なファンの鳩たちが
水の広場に続々と集まってきています。

 

「新宿中央公園に集まってくれたみんな、
今日は本当にありがとう!
新曲も解禁するから
最後まで楽しんでいってくれよな!!」

会場が熱気に包まれます。

「都会は狭そうと言われるけど、
全くそんなことないし、
俺らはこの地を愛してます。
そんな気持ちを込めて作った、
思い入れのある曲です。
聞いてください、
『TOKYO SOUL』」

 

 

最高に盛り上がるナンバーで
ライブの幕開けです。

 

 

観客の鳩たちもノリノリで
首を前後させています。

 

-TOKYO SOUL-

俺たち東京育ちのBIRDS
朝昼晩マジ超自由
都会は窮屈と言われるが
全くもってそんなことない

池にてサーフィンこれ最高
連れ(カメ)は甲羅を焼いている
俺らに会いたきゃ中央公園来いよ
いつでも welcome MY SWEET BIRDS
(キャー!!)

俺たち生粋のシティ・バード
チャンスそこら中転がってる
最先端に触れられた
両親たちにはマジ感謝

 

 

次の曲は、
都会の鳩たちの心を掴んだ
ヒットソング、「PANKIJI」です。

禁断の味について歌ったこの曲は、
リリース直後から共感のメッセージが
止まないほど、大きな話題となりました。

忙しいCITY BIRDSですが、
届いたメッセージには
全て目を通しているという噂です。

彼らが人気な理由が分かる
エピソードですね。

 

-PANKIJI-

マダムが落としたクロワッサンが
忘れられない

外はサクサク中はふわふわ
いつもの食パンありがたい
けれどあいつは別格だった

PANKIJI(内臓脂肪)
PANKIJI(とても気になる)
PANKIJI(それでも君を)
PANKIJI(今も恋しい)

あれはある秋の日
自転車に乗ったマダム
バウンドした車体から
滑り落ちた宝石

PANKIJI(俺にはあいつが)
PANKIJI(輝いて見えた)
PANKIJI(そうその名は)
PANKIJI(クロワッサン)

今日もあなたを待ち続けている

 

 

クールなグレーのボディと
イカした羽の美しさにファンの鳩たちは
悶絶しています。

「PANKIJI」に続き、
雨の日の都会の風景を
しっとりとしたバラード調で歌った
「RAINY DAY」も披露し、
順調にライブは進んでいきます。

 

 

ついに、新曲「KAMETOMO」
の初披露の時がやってきました。

「この曲は俺らの友達のことを想って
書いた曲です。
あいつらがいてくれなかったら
この曲は生まれなかった。
いつもありがとう!
甲羅田次郎、
ステージに上がってきてくれ!!」

 

 

CITY BIRDSが、一般タートルである
甲羅田次郎をステージにあげます。

甲羅田次郎もサングラスをかけていますが、
カリスマだからサングラスを
かけているのではなく、
日焼けで目を痛めないよう、
単に目の保護が目的です。

 

-KAMETOMO-

亀の奴らはだいたい友達
あいつら良いやつとても好き

俺らの溜まり場池んとこ
待ち合わせなんていらないぜ
俺らサーフィンあいつら日焼け
気が合う奴ら どこまでも

今日はいるかな?元気かな?
いると嬉しい亀の一族
マイペースで良いんだよ
俺らのペースでBE HAPPY

亀の奴らはだいたい友達
あいつら良いやつとても好き

 

▲美しい友情に感動が広がり
涙を流すファンが続出

 

 

ラストは、「SURFING」でお別れです。

今最もアツイ鳩、
CITY BIRDSを一目見ようと、
30000羽の鳩が新宿中央公園に集まり、
翌日の朝のニュースになりました。

 

 

インタビューを受ける熱狂的なファンの鳩:
「今日のライブマジ最高でした!
CITY BIRDS は僕の心の支えです!」

野外LIVE HOT!HOT!HATO!は
多くの鳩たちを沸かせた、
歴史に残る伝説のライブとなりました。

 

 

-全歌詞一覧-

TOKYO SOULPANKIJI RAINY DAYKAMETOMOSURFING

俺たち東京育ちのBIRDS
朝昼晩マジ超自由
都会は窮屈と言われるが
全くもってそんなことない

池にてサーフィンこれ最高
連れ(カメ)は甲羅を焼いている
俺らに会いたきゃ中央公園来いよ
いつでも welcome MY SWEET BIRDS
(キャー!!)

俺たち生粋のシティ・バード
チャンスそこら中転がってる
最先端に触れられた
両親たちにはマジ感謝

マダムが落としたクロワッサンが
忘れられない

外はサクサク中はふわふわ
いつもの食パンありがたい
けれどあいつは別格だった

PANKIJI(内臓脂肪)
PANKIJI(とても気になる)
PANKIJI(それでも君を)
PANKIJI(今も恋しい)

あれはある秋の日
自転車に乗ったマダム
バウンドした車体から
滑り落ちた宝石

PANKIJI(俺にはあいつが)
PANKIJI(輝いて見えた)
PANKIJI(そうその名は)
PANKIJI(クロワッサン)

今日もあなたを待ち続けている

雨の日仲間が少ない
少し寂しい
都会の風景 sentimental

嫌いだった 雨宿り
目に映るのはキラキラ
反射して輝く
ネオンの街の美しさ

雨の日仲間が少ない
少し寂しい
都会の風景 sentimental

明日のごはんを考える
聴こえるのは雨音
気付けばウトウト
安らいで

雨の都会も悪くない

亀の奴らはだいたい友達
あいつら良いやつとても好き

俺らの溜まり場池んとこ
待ち合わせなんていらないぜ
俺らサーフィンあいつら日焼け
気が合う奴ら どこまでも

今日はいるかな?元気かな?
いると嬉しい亀の一族
マイペースで良いんだよ
俺らのペースでBE HAPPY

亀の奴らはだいたい友達
あいつら良いやつとても好き

 

波乗り 波乗り 時代乗り
グレーのボディ揺らして生きる
波乗り 波乗り 時代乗り
今の空気を感じてる

都会の風景俺らはマスト
どんだけ緑が減少しても
俺らはしぶとくこの地で生きる

ブレない芯だけ持ちながら
身を委ねつつ軽やかに
不確かな現代
柔軟にサバイブ
文化守りつつ
新らしく進む

波乗り 波乗り 時代乗り
グレーのボディ揺らして生きる
波乗り 波乗り 時代乗り
今の空気を感じてる

 

 

◆あとがき◆

「シティボーイだね。」

新宿中央公園のそびえ立つビルに囲まれた
バスケットコートでバスケを楽しむ
少年達の姿を見た友人が呟いた一言が、
この物語が生まれたきっかけでした。

その一言を聞いた時、
私の頭の中で新宿のビルの間を
気持ち良さそうに飛ぶ鳩たちの姿と、
少年たちの姿がピッタリと重なり、
都会で生まれ育った
鳩界のカリスマの物語を
作ろうと決めました。

田舎で生まれ育つのと
都会で生まれ育つの、
結局どちらが良いかなんて、
きのこの山とたけのこの里、
どちらが美味しいか論争と同じくらいに
答えが出ない話です。

結局は皆それぞれ地元を愛し、
誇りに思って生きている、
そんな物語を、
今回は都会に生まれ育った者の
視点から作りました。

ふざけた物語を思い切り
作ることができている今に感謝し、
そんな平和がこれからも続いていくよう、
平和の象徴である鳩のカリスマ、
CITY BIRDS達と共に祈っています。